本記事にピッタリな方
- ブログはリライトが重要って聞いてやってみたけど全然うまく行かない
- やり方が間違ってる?
記事の信頼性
- 私はブログ歴2年以上でして、ブログ収益月間500万円以上を得ています。
失敗しないリライトのやり方を教えてください!
了解です!
100位圏外の記事を1桁までに何度も持ってきたことがある私がバッチリ解説しますね!
本記事の内容
結論を先に言いますと、失敗しないリライトのためには目標設定が必須です。
リライトとは
一度書いた記事を読みやすいように書き換えたり、必要な情報を追記したりすること。
ひとことで言えば【改善】です。
しかしリライトは正しくできないと成功しませんし、運よくできたとしてもキープするのはむずかしいですよ。
今回は初心者の方にも分かりやすいように、目標ごとのリライト方法を具体的に解説いたします。
本記事を見ていただいた後は、失敗しないリライトが出来ますよ!
6つの目標別に失敗しないリライト方法を解説
それでは目標別にリライト方法を解説いたしますね。
- 記事の順位を上げる(6位まで)
- 記事のタイトルクリック率を上げる
- 記事の滞在時間を増やす
- 内部リンクのクリック率を上げる
- 商品の成約率を上げる
- 1位になる
上記でそれぞれリライト方法が違います。
順番に見ていきましょう。
目標1:記事の順位を上げる(6位まで)
まずは記事の検索順位を上げないと先に進みませんよね。
具体的な施策は下記です。
- グーグルサーチコンソールで順位チェック
- 競合を分析する
くわしく説明しますね。
1.グーグルサーチコンソールで順位チェック
まずはグーグルサーチコンソールで順位を調べましょう。
※使い方はサーチコンソール初心者向けに設定と使い方を23枚の画像で解説!で解説しています。
6位から50位が優先的にリライトする記事です。
下記はとりあえず後回しにしてくださいね。
1~5位 SEO外部対策が必要になる(被リンクをもらうなど)
51位以下 コンテンツをGoogleに評価されていないので優先順位が低い
※時間があったらリライトしてもオッケーです。
キーワードの掲載順位を一覧で見られるので、サーチコンソールよりもはるかに効率的ですよ。
くわしくはRankTrackerでブログを分析!料金・登録・使い方を徹底解説をご覧くださいね。
2.競合を分析する
次は同じキーワードのトップ5を分析しましょう。
なぜならトップ5はまさにユーザーの検索意図に沿ったお手本だからです。
具体的に見るべきポイントは下記。
- どのようなニーズを満たしているか?
- 記事の構成はどうなっているのか?
- 記事の見出しはどうなっているか?
- あなたのブログに足りない情報はないか?
- あなたのブログの情報は正しいか?
- あなたブログの情報は古くないか?
- 記事の内部リンクは増やせないか?
検索順位が低い=検索意図に沿ったコンテンツでない、もしくは満足できないがほとんどです。
上記を良く分析してリライトしましょう。
おすすめの競合分析方法
上位ページとあなたの記事を横並びにしての比較です。
原始的ですがどこが違うのかすぐに分かりますよ。
目標2:記事のタイトルクリック率を上げる
2つ目は記事タイトルクリック率を上げる施策です。
内容の良い記事を書いてもタイトルをクリックされないと記事を見てもらえないのでめちゃくちゃ重要ですよ。
具体的なポイントは下記です。
- グーグルサーチコンソールで平均CTRをチェックする
- 記事のタイトルを見直す
- メタディスクリプションを見直す
1.グーグルサーチコンソールでチェックする
まずは数値の分析から。
グーグルサーチコンソールを開いてくださいね。
※登録がまだの方はサーチコンソール初心者向けに設定と使い方を23枚の画像で解説!を先にご覧ください。
①グーグルサーチコンソールメイン画面です。
- 『検索パフォーマンス』をクリック。
- 『平均CTR』『平均掲載順位』をクリック。
- 『新規』をクリック。
②『検索キーワード』をクリック。
③検索キーワードを入力。
- 『次を含むクエリ』をクリック。
- 検索したいキーワードを入力。
- 『適用』をクリック。
これで平均CTRが調べられます。
ちなみに平均CTR改善の目安は下記です。
2017年の平均CTR
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
記事の順位を見て、上記より平均CTRが低い場合はリライトが必要になりますよ。
2.記事タイトルを見直す
まずは記事タイトルのリライトを優先しましょう。
なぜならタイトルを変えるのがもっとも影響が強いからですね。
ポイントは4つです。
- キーワードが盛り込まれている
- ターゲットが明確
- ユーザーに『おっ!』と思われるようなタイトル
- 記事内容と合っている
例えば
改善前→40代から始めるダイエットのポイントはたった2つ【初心者】
改善後→40代が3か月ダイエットして10㎏減!ポイントはたった2つ!
仮に順位が1つ違いで並んでいるとしたら、ほとんどの方が改善後をクリックするはずです。
上記のように魅力的なタイトルにするとタイトルクリック率アップにつながりますよ。
ちなみにタイトルと記事内容がずれていると一気に100位圏外まで飛ぶ可能性もあるので、細心の注意を払ってください。
タイトルと内容は一致が絶対です!
もっと知りたい方はPVが増えるブログタイトルの付け方!5つのポイントと8つのワードをご覧くださいね。
3.メタディスクリプションを改善
次はメタディスクリプションを改善しましょう。
メタディスクリプションに直接SEO効果はありませんが、きちんと書くことで記事のクリック率を上げられますよ。
ちなみにメタディスクリプションとは下記です。
ココもタイトルと同じでユーザーに『見たい』と思われる魅力的な文章にすることが大事ですよ。
メタディスクリプションの書き方はmeta descriptionの文字数と書く為の7つのコツとはをご覧くださいね。
目標3:ブログの滞在時間を増やす
次はブログの滞在時間の増やし方です。
まず前提ですが滞在時間はユーザーの検索意図によって変わるので、長いイコール良いというわけではありません。
例えば読者の悩みを一瞬で解決できるものは滞在時間が短いです。
なのであくまでこだわるのは下記2つ。
- 読者の検索意図を満たしているのか
- 収益を生む、もしくは収益記事につながっているのか
これらができていないと、滞在時間が短かろうが長かろうがただの自己満足の記事です。
ぜひ意識して読み進めてくださいね。
具体的な施策は下記です。
- グーグルアナリティクスで滞在時間を調べる
- 書き出し文を見直す
- 本文を見直す
見ていきましょう。
1.グーグルアナリティクスで滞在時間を調べる
まずは滞在時間の把握です。
グーグルアナリティクスを開いてください。
※設定がまだの方は無料分析ツールグーグルアナリティクスの登録方法を画像付きで解説をご覧くださいね。
①グーグルアナリティクスメイン画面。
- 『行動』をクリックする。
- 『サイトコンテンツ』をクリックする。
- 『すべてのページ』をクリックする。
②ブログの滞在時間を把握する。
これで現状が分かります。
2.書き出し文(リード文)を見直す
滞在時間が『10秒』切っている場合は、書き出し文(リード文)の改善が必要ですよ。
なぜなら最初で見る価値がないと思われているから。
ブログの80%は書き出しで決まると言われているように、ほとんどのユーザーがここで読みすすめるか決めます。
ポイントは『自分の悩みをすぐに解決できるか分かる』ことですね。
魅力的な書き出し文を作り、ユーザーの滞在時間を増やしましょう。
書き出し文(リード文)の書き方はブログの書き出しテンプレートを2パターンご紹介!6つのコツがキモの記事をご覧くださいね。
3.本文の見直す
次は本文を見直しましょう。
ユーザーから『いっぱい書いてあるけど分かりづらいな~』と思われてるかもしれません。
検索順位が高いのに、滞在時間が低い場合はだいたい当てはまっています。
具体的な施策は下記です。
- PREP法を使う
- 分かりやすい表現を使う
- 話し言葉のように書く
ちなみにPREP法をかんたんに説明すると
- 結論
- 理由
- 具体例
- 再び結論
ビジネスの世界でプレゼンテーションの型として有名な手法です。
1度書いてみたら分かりますが、めちゃくちゃ読みやすくなるのでおすすめですよ!
PREP法以外にもユーザーに分かりやすいブログの書き方を下記で説明しています。
-
誰でもできるWebライティングの書き方16個を書評ブロガーが解説
目標4:内部リンクのクリック率を上げる
次は内部リンクのクリック率を改善しましょう。
具体的な施策は下記です。
- ヒートマップを使う
- 的確な位置に内部リンクを設置する。
順に説明しますね。
1.ヒートマップを使う
まずは分析ツールヒートマップを使いましょう。
ヒートマップを端的に言うと下記です。
- ユーザーの動きを『目』で見て理解できる
つまりリライトすべき箇所がピンポイントで分かるようになります。
もうちょっと細かく言うと
- 見ている場所が分かる
- クリックしている箇所が分かる
- 離脱ポイントが分かる
など。
このような感じでじっさいの動きも追えます。
リライトの効果を最大限にするにはヒートマップは必須ですよ。
私も使った後は『今までの分析ってなんていい加減だったんだろう』と反省させられました。
ヒートマップについては【新バージョン対応】QA Analytics&Heatmapの使い方を解説 をご覧ください。
WordPressならプラグインで利用できます。
2.的確な位置に内部リンクを設置する
ヒートマップで分析できたら、的確な位置に内部リンクを設置しましょう。
具体的に言うともっとも注目されている場所付近です。
画像で言うと赤枠内ですね。
ヒートマップはどこをよく見られているのかが一目で分かります。
そこに内部リンクを設置すると、グッと効果が高まりますよ。
ただしいきなり貼っても意味不明なので、流れは必ず考えてくださいね。
目標5.商品の成約率を上げる
次は商品の成約率の改善です。
具体的にはアフィリエイト広告のクリック率を上げましょう。
※アフィリエイト広告のクリック率はGoogleタグマネージャーを使えば無料で調べられます。
設定方法はGoogleタグマネージャーでアフィリエイト広告のクリック数測定をご覧ください。
特に効果があるのは下記の方です。
検索順位、滞在時間は良いのに収益が0円
その場合はセールスライティングが出来ていない可能性が高いです。
『分かりやすい』と『売れる』は近いですが、完全には一致しません。
具体的な施策は下記です。
- セールスライティングとは?2つの極意と9個のコツを具体的に紹介!を読む
- セールスライティングの本を読む
- 競合のマネタイズ方法を学ぶ
1は私のセールスライティングについての記事です。
7000字ほどで詳しく書いたのでぜひご覧ください。
-
セールスライティングとは?2つの極意と11個のコツを具体的に紹介!
さらにセールスライティングについて、私も読んだおすすめの本を2つ紹介いたしますね。
売れるコピーライティングの考え方や分析方法の名著です。
訳書なので日本語の言い回しが分かりづらいですが、何回読んでも勉強になります。
直接的につかえる言葉よりも、『売る』ためにはどうしたらよいのかをめちゃくちゃ深掘りしています。
こちらはザ・コピーライティングを熟読した筆者が考え出した、PASONAの法則をもとに『売れる』言葉を紹介しています。
その数なんと2000!
『なんか良い表現はないかな』など直接的な言葉を知りたい方は特におすすめですね。
目標6.1位になる
1位を狙う場合はSEO外部対策がメインになってきます。
現在1位の場合も、順位を安定させるためにやったほうがよいですよ。
具体的なSEO外部対策は下記です。
- ツイッターなどSNSで記事の紹介をして被リンクを集める
- 記事を引用してもらう
ここまでくるとドメインパワーなどの外的要因が強く、リライト自体の効果がそれほどありません。
なので積極的にユーザーとのつながりを持つ対策をしましょう!
ブログをリライトした後のポイント4つ
ブログをリライトした後ですが、おさえるべきポイントが4つあります。
- 何をリライトしたのかメモっておく
- グーグルサーチコンソールでインデックス登録する
- 2か月は待つ
- リライトは1度で終わりじゃない
見ていきましょう。
何をリライトしたのかメモっておく
記事をリライトした際に必ずメモっておきましょう。
なぜならリライトは成功、失敗どちらもあるから。
- 日付
- 改善の内容
上記2つは必須ですよ。
日付についてはランキングが安定するタイミングが分かるので、次にリライトすべき日にちがとらえられます。
例えば
日付が分かる
- この日に更新した!
- 2か月で安定した
- 失敗したみたいだから再リライトだ!
日付が分からない
- いつ書いたっけ?
- まだ順位変動するのかな?
- 安定した?
- リライトのタイミングが分からない
- 結局4か月後に再リライト
上記では進むスピードに2か月も差が出てしまいます。
成功なら成功、失敗なら失敗で情報が多いとシッカリ次のリライトができるので、必ずメモっておいてくださいね。
グーグルサーチコンソールでインデックス登録する
リライトが終わったら、グーグルサーチコンソールでインデックス登録するのを忘れないでくださいね。
あなたの記事が検索エンジンに載るのが早くなります。
やり方は下記です。
①『URL検査』をクリックする。
②『インデックス登録をリクエスト』をクリックする。
以上です。
なるべく早く検索エンジンにクロールしてもらい、改善を反映させましょう。
プラグイン『Google XML Sitemaps』を入れておけば、自動的にインデックス登録をリクエストしてくれます。
下記記事から設定できますよ。
-
WordPressでサイトマップを簡単作成!推奨プラグインは2つ
2か月は待つ
リライトしたあとは記事投稿と同じように2か月は待つようにしましょう。
検索エンジンが再インデックスするので、順位が落ち着くまでに時間がかかるからです。
下記の画像をご覧ください。
- キーワード『ブログ 記事設計書 作る』
9月7日記事投稿 | |
9月14日になぜかランクイン | 35位 |
10月13日リライト | 100位圏外 |
12月3日 | 26位ランクイン |
12月16日 | 5位ランクイン |
- キーワード『ヤフオク営業所止めやり方』
※このキーワードはRankTrackerに登録し忘れてました。。
6月14日記事投稿 | |
10月16日リライト | 100位圏外 |
12月8日 | 8位ランクイン |
12月16日 | 7位ランクイン |
上記2つのキーワードは元々100位圏外でしたがリライトの結果によって、約2か月後に検索順位1桁にランクインしています。
※最近ランクインしたばかりなので、クリック数等は低いです。
ちなみに一時的には順位が下がったりもしますが、あわてないでくださいね。
リライトは1度で終わりじゃない
リライトは1度やればいいやという方もいますが、終わりはありません。
少なくとも下記は目指すべきですね。
- 5位以内
- 滞在時間2分(検索意図にもよる)
- 収益記事なら収益が発生している
- 集客記事なら収益記事にユーザーを誘導できている
まとめ:リライトは目標別で的確に実行しよう!
本記事をまとめます。
失敗しないリライトをするためには下記の具体的な目標設定が必須です。
- 記事の順位を上げる
- 記事のタイトルクリック率を上げる
- 記事の滞在時間を増やす
- 内部リンクのクリック率を上げる
- 商品の成約率を上げる
- 1位になる
それぞれやり方が変わるので、あなたの目標に応じて的確にリライトしてくださいね。
またリライトの効果を最大限に活かすためにはブログの書き方を知っておくと良いです。
【PVを増やす】ブログの書き方テンプレート5つを例文付きで紹介にて1日3000PV付近になった書き方テンプレート集を紹介していますので、ぜひ一度ご覧くださいね。
今回は以上です。