悩んでいる人
- 検索エンジンについて知りたい。Googleとか名前だけは分かるけど、どんな仕組みでブログの順位が決まるのか知りたい!
こんなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
- 検索エンジンとは
Googleとは
Googleの検索ページに表示されるまでの手順
検索エンジンQ&A
みち(@michi_blog321)~詳しいプロフィールはコチラ~
今回は検索エンジンの仕組みについて解説いたします。
検索エンジンを端的に言うと下記です。
あなたのブログ記事やサイトをユーザーに見てもらうためのシステム
そのままの意味ですが、検索エンジンのおかげであなたの記事をユーザーに見てもらえますし、ユーザーもあなたの記事を見られるようになります。
その検索エンジンですが、実際にどのようにして記事が表示されるのかを知らない方も意外と多いです。
じつはわたしもブログを書く前は検索エンジン?SEO?Google?みたいな感じでした。
なので今回はあなたの記事が検索エンジンに表示されるまでの仕組みを特に分かりやすく解説していきます。
本記事を読んだ後は検索エンジンの仕組みを理解でき、記事の順位をグッと上げるために必要なことが分かります。
そもそも検索エンジンってなに?
いきなり結論。
検索エンジン=Googleという認識でオッケーです。
検索エンジンっていろいろありませんでしたっけ?
もちろん検索エンジン自体はGoogle以外にもいろいろあります。
検索エンジンの種類と日本のシェア
- Google→約76%
- Yahoo!→約14%
- Bing→約9%
- その他いろいろ→約1%
Desktop Search Engine Market Share in Japan - September 2021:statcounter
しかし上記からも分かるようにシェアのなんと76%がGoogleです。※ちなみにYahooもGoogleと同じシステムのため、実質90%はGoogleです。
なので検索エンジンと言われたら『Google』とイメージしてください。
Googleを理解するのが順位を上げるコツ
前項で検索エンジンとはGoogleのこと。と理解していただけましたが、ではどのようにすればGoogleであなたのブログ記事が表示されるのかを紐解いていきましょう。
じつはたった1つだけを分かっていればバッチリです。
- Googleの理念『ユーザーファースト』を理解する
Google はいつでも、有益で関連性の高い情報をユーザーに提供することを目指しています。
Googleの指名より引用
これだけでオッケーです。
意味が分かりません。
なぜユーザーファーストを理解しなければならないのか。
Googleは1民間企業のため社会貢献はもちろんのこと、利益も追求しなければなりません。
ではどのようにすればGoogleは利益を増やすことができるでしょうか?
かんたんです。
Googleを1人でも多くのユーザーに使ってもらえれば広告費が増えて、利益も増えていきます。
ではどうすれば多くのユーザーにGoogleを利用してもらえるでしょうか?
ハイ!ユーザーのための検索エンジンを作る!
正解!
つまりこれがユーザーファーストです。
ではもう1つ。
ユーザーのための検索エンジンを作るにはどうしたらよいでしょうか?
ハイ!ユーザーのための記事を上位表示させる!
正解!
例えば1位が全くユーザーの為でない記事だとしたら、誰も使ってくれなくなりますよね?
そのような状況になったらGoogleの利益はどんどん減っていきますし、逆にユーザーがこれを見たい!という記事が1位であれば利用者は増えていきます。
なのでGoogleはユーザーのための記事を1位にする仕組みを作っています。
この理念をおさえつつ、次でじっさいの仕組みを解説します。
Googleの検索ページに表示されるまでの手順を3ステップで解説
それでは実際にどのようにしてあなたの記事がGoogleに表示されるのかを解説いたします。
ステップは下記3つです。
検索ページに表示される3ステップ
- クローリング
- インデックス
- ランキング
順に見ていきましょう。
クローリング
まずはクローリングです。
クローリングを端的に言うと下記。
- Googleのクローラーと呼ばれるシステムが、ネット上からあなたの記事を見つけること。
このクローラーの特徴は下記です。
クローラーとは
- クローラーはインターネット上を常に巡回している。
- あなたのサイトをいつ見に来るのかは分からない。
- 一度ではすべてを見てもらえないことが多い。
- Googleサーチコンソールを使うと優先的に見てもらえる(絶対ではありません)
つまりこちらからはほぼコントロールすることはできません。
傾向としては『内部リンク構造がしっかりしている』『関連性が強い外部サイトからの被リンクがある』『ドメインパワーが強い』このような記事が優先されると考えられています。
しかしながら上記はブログ初心者にはほぼ不可能なので、ここで重要なのがGoogleの理念であるユーザーファースト、つまり『ただユーザーのために記事を書くこと』になります。
ユーザーファーストな記事は結果的にクローリングも早いです。
インデックス
クローリングが終わったら次はインデックス。
インデックスとは言ってみれば記事の振るい分けのようなもの。
その特徴は下記です。
インデックスとは
- 記事のクォリティが低いとインデックスされないことがある。
- インデックスされていた記事も、あとで解除されてしまうことがある。
- エラーなどが出た場合は修正する必要がある(Googleサーチコンソールで調べられます)
このようにGoogleの基準に満たない記事はインデックスしてもらえないため、検索ページに載せてもらえません。
ちなみに初心者最大のカベがこのインデックス。
どんなにがんばってもインデックスされない記事が出てきてしまうため、いろいろ手を尽くした結果逆にワケの分からない記事になってしまうことも。
なのでここでも大事なのがユーザーファーストです。
極端な話何記事かインデックスされていなくても、本当にユーザーファーストならばあとからでもインデックスされます。
ちなみに私は記事を書いて1年後にインデックスされたこともあります(笑)
逆に最初にインデックスされた記事が、あとから解除されてしまうこともあります。
ブログ初心者はとくにこのインデックスの是非を考えすぎてしまう傾向があるので、向き合うのは検索エンジンではなく、ユーザーという事だけは忘れないでください。
インデックスされたかどうかの確認はGoogleサーチコンソールで分かりますので、下記の記事で分かりやすく説明しています。
-
サーチコンソール初心者向けに設定と使い方を23枚の画像で解説!
ランキング
Googleに無事インデックスされたあとはお待ちかねのランキングです。
ここであなたの記事順位が決まります。
ランキングのポイントは下記。
ランキングのポイント
- 落ち着くのはだいたい2~3ヶ月後くらい(最近は少し早い傾向)
- その後も順位変動アリ
ランキングの仕組みについては200以上あるとされているGoogleのアルゴリズムによって決められているため、コレをやっとけばいいみたいなのは分かりません。
なのでしつこいようですが、ここでもユーザーファーストです。
分かりやすく言えばユーザーのための記事にもっともふさわしいものが1位になります。
例えば下記のような記事です。
あなたが重視すべきこと
- ユーザーの悩み、求めていることをドンピシャで解決する。
- 分かりやすい。
- 見やすい。
- 最新の情報である。
- オリジナルの記事(コピーコンテンツはNG)
すぐには難しいですが1度や2度のランクダウンでへこたれないで、地道に記事を手直ししていきましょう。
失敗しないブログのリライト方法を6つの目標別に解説します! で記事順位を上げるリライトの方法が分かります。
検索エンジンQ&A
検索エンジンのよくある質問、お悩みをまとめました。
検索エンジンよくある質問&お悩み
- Google以外ってぶっちゃけどうなの?
- ぜんぜんクローリングしてくれないんだけど。。
- もっと効率よくクローリングしてほしい!
- インデックスされない記事があるんだけど。。
- 1位はともかく10位にも入らない。。
1つずつお答えしていきます。
Google以外ってぶっちゃけどうなの?
他の検索エンジンって気にした方がいいですか?
基本は意識しなくてオッケーですが、Bingなどはそこそこ検索流入があります。
ただしGoogleほど成熟していない印象なので、なぜ順位が高いのか低いのかが分かりづらいかもしれません。
ちなみに気づかないうちに1位になっている場合もあります。
わずかですが検索流入もあるので、ユーザーファーストな記事であれば結果的にGoogleも評価してくれる可能性があります。
ぜんぜんクローリングしてくれないんだけど
書いた記事がウンともスンとも言いません。。
クローリングされていない気がします。。
新規でサイトを開設した方はクローリングが後回しになる傾向があるようです。
まずは『インデックス登録のリクエスト』といって優先的にクローリングしてくれるようにGoogleサーチコンソールで手続きしましょう。
もしくはプラグイン『Google XML Sitemaps』を使えば、記事公開と同時に自動的にインデックス申請してくれるようになります。
-
WordPressでサイトマップを簡単作成!推奨プラグインは2つ
ちなみに1度のクローリングの回数は有限なので、意味のない記事をなるべく作らないようにしましょう。
そのムダな記事をクローリングされても回数が1回分減ります。
もっと効率よくクローリングしてほしい!
サーチコンソールで確認したら、ちょっとしかクローリングしてくれないです。
効率的にクローリングしてもらう方法は下記です。
効率的にクローリングされる方法
- 内部リンクをしっかり作る。
- 外部リンクしてもらう。
ちなみにクローラーは必ずリンクをたどります。
クローラーの動き
A記事→B記事→C記事
別サイト(外部リンクがある)→あなたのサイトのA記事→B記事
このような流れなので、記事を飛び越えてクローリングはしません。
孤立した記事ができてしまうとクローリングされる可能性がグッと減ってしまうので、内部リンクは途切れないようにするのがポイントですね。
ちなみに内部リンクとは下記のようなものです。
-
こうすればSEO内部対策はカンペキ!19のコツをブロガーがご紹介
クローラーもこのリンクをたどって次の記事を調べに行きます。
最も良い方法は関連性のある記事やサイトからの被リンク(外部リンク)ですが、初心者にはほぼ不可能なので、まずは内部リンクをしっかりつくっていきましょう。
内部リンク構造の作り方はブログ初心者でも分かるサイト設計の方法を5つのポイントで解説!で分かりやすく解説しています。
インデックスされない記事があるんだけど
めちゃくちゃ一生懸命がんばったのにインデックスしてくれません。。悔しいです!
その気持ちよく分かります(笑)
すべての記事がダメなら考えものですが、2,3記事程度インデックスされなくても特に問題ありません。
それでも絶対インデックスされなきゃイヤだ!という方は下記の方法が良いとされています。
インデックスされないときは
- パーマリンクを変更する。
- 内部リンク構造を見直する。
- 記事をリライトする。
ただし何回やってもダメな場合はしばらくほうっておいてもいいです。
ブログ初心者に特にありがちですが、インデックスしてもらおうと加筆したり内部リンク構造をいじりすぎると、ユーザーの検索意図からどんどんずれていってしまうことも。
こうなるとユーザーファーストでない記事やサイトになりかねません。
向き合うのはGoogleではなくてユーザー(読者)なので、間違えないでくださいね。
1位はともかく10位にも入らない
僕の記事がぜったい一番良いのに10位にも入りません。。
そもそもブログ初心者の記事が10位以内にあっさり入ること自体がまずないです(笑)
もしいくつも入っている人を見かけたら、天才か初心者じゃない人かウソかです。
ちなみにわたしみたいな超凡人でも5桁は稼げているので、1つ1つの記事を丁寧に書く、しっかりリライトする、SEOの勉強をする、このようなことを積み重ねていきましょう。
まとめ:検索エンジンを理解すればSEO対策は鬼に金棒です。
本記事をまとめます。
現在検索エンジンはシェアのほとんどはGoogleです。
Googleは下記3つのステップであなたの記事を検索ページに表示させます。
- クローリング
- インデックス
- ランキング
上記すべてに共通していることはGoogleの理念である『ユーザーファースト』。
記事を書く、リライトする、SEO対策をする、このようなことは検索エンジンのためにするのではなく、ユーザーのためにするという事だけは何度でも伝えたいです。
それではGoogleの理念を理解したところでこうすればSEO内部対策はカンペキ!19のコツをブロガーがご紹介 にて具体的なSEO対策を始めてみましょう!
本記事は以上です。