本記事にピッタリな方
- アフィリエイト広告がどれくらいクリックされたか知りたい
- 無料でできるGoogleタグマネージャーって何?
記事の信頼性
- 私はブログ歴2年以上でして、ブログ収益月間500万円以上を得ています。
使い方を教えてください!
了解です!
どこよりも分かりやすく解説いたしますね!
本記事の内容
前半
後半
さっそく結論から。
Googleタグマネージャーを使うと
- どの記事の
- どの広告から
- アフィリエイトリンクが何回クリックされたか
が分かりますよ。
上記を分析すると
- 『なぜこの記事はクリックされないのだろうか』
- 『なぜこの広告だけクリックされるのだろうか』
など改善点が明確になりますよね。
Googleタグマネージャーは無料なのでおすすめです。
本記事を見ていただければGoogleタグマネージャーとアナリティクスを連携し、アフィリエイト広告のクリックに関連した分析をできるようになりますよ。
※先にグーグルアナリティクスの登録をしておいてください。
Googleタグマネージャーとは
Googleタグマネージャーとは『計測タグや広告タグなど様々なツールのタグをまとめて管理』するためのツール。
上記のタグは本来ページごとに1つ1つ記述していく必要がありますが、Googleタグマネージャーを使えばまとめて管理できます。
前述しましたが、ブログではアフィリエイト広告のクリックについて分析可能になりますよ。
具体的には下記です。
- どの記事の
- どの広告から
- アフィリエイトリンクが何回クリックされたか
上記は重要なのでアナリティクスと連携しましょう。
Googleタグマネージャーとアナリティクスの連携【6ステップ】
それでは早速Googleタグマネージャーとアナリティクスを連携していきましょう。
先にお話しておきますとちょっと難しい専門用語が出たりしますが、分からなくても設定できますので安心してくださいね。
ステップは6つです。
- Googleタグマネージャーのアカウント作成
- Googleタグマネージャーの初期設定
- グーグルアナリティクスの変数設定
- Googleタグマネージャーとアナリティクスの紐づけ
- アフィリエイトリンクのトリガーを設定
- アフィリエイトリンクのタグを設定
それでは解説していきます。
ステップ1:タグマネージャーのアカウント作成
まずGoogleタグマネージャーのサイトを開いてグーグルアカウントにログインしてくださいね。
①赤枠内をクリックする。
②新しいアカウントの追加。
- アカウント名←何でもOK。
- 国←『日本』を選択する。
- チェックボックス←どちらでもOK。
- コンテナ名←何でもOK。
- ターゲットプラットフォーム←『ウェブ』を選択する。
③Googleタグマネージャー利用規約。
- チェックボックス←どちらでもOK。
- 『はい』をクリックする。
④Googleタグマネージャーをインストール。
- 赤枠内をコピーして<head>内に貼り付ける。
- 赤枠内をコピーして<body>直後に貼り付ける
WordPressであれば下記のやり方が簡単です。
1.プラグインを使う
2.各テーマで設定する
方法1:プラグインを使う場合
まずプラグインを使う方法を説明いたしますね。
①プラグイン『Google Tag Manager for WordPress』をインストール、有効化する。
②『Google Tag Manager for WordPress』設定内にGoogleタグマネージャーの『コンテナID』を入力する。
※画像のように『GTM-〇〇〇〇〇〇〇』と全て入力する。
以上です。
方法2:各テーマで設定する(アフィンガー5を使っている場合)
大体のテーマには入力する場所がありまして、私が利用しているアフィンガー5では下記で可能ですよ。
プラグインを増やしたくない方はおすすめです。
①『AFFINGER5 管理』→『その他』をクリックする。
『コードの出力』赤枠内にそれぞれ貼り付ける。
-
AFFINGER5と無料テーマの違いを1年使用している私が解説!
ステップ2:Googleタグマネージャーの初期設定
続きましてGoogleタグマネージャーの初期設定を行っていきます。
まずやっていただきたいのは組み込み変数の設定です。
①『変数』→『設定』の順でクリックする。
②『クリック』内6つのチェックボックスにチェックを入れる。
③下記の画面になっていればOK。
ステップ3:グーグルアナリティクスの変数設定
前項で設定した変数とグーグルアナリティクスと紐づけする準備として、アナリティクスの変数を設定します。
これにより毎回トラッキングコードを入力する手間が省けるので、忘れずに実行してくださいね。
①ユーザー定義変数の『新規』をクリックする。
②変数の設定をする。
- 変数のタイトルを入力する(何でもOK)
- 赤枠内をクリックする。
③変数タイプを『Googleアナリティクス設定』にする。
④グーグルアナリティクスの『トラッキングID』を入力する(UAから-1まで全部入力)
トラッキングIDの調べ方
- グーグルアナリティクス内の『管理』タブをクリックする。
- 『プロパティ設定』をクリックする
- 『トラッキングID』を確認する(UA-〇〇〇〇〇〇〇〇〇-1)
ステップ4:Googleタグマネージャーとアナリティクスの紐づけ
次にGoogleタグマネージャーとアナリティクスの紐づけをしていきます。
本項目では以下の2つを設定します。
- グーグルアナリティクスの『タグ』を設定
- グーグルアナリティクスの『トリガー』を設定
それでは説明していきますね。
Googleアナリティクスの『タグ』を設定
Googleタグマネージャーのホーム画面に戻ります。
①『タグ』をクリック後、『新規』をクリックする。
②タグの設定を新規作成する。
- 名前を入力する(何でもOK)
- 『タグの設定』をクリックする。
③『Googleアナリティクス:ユニバーサルアナリティクス』を選択する。
④タグの設定。
- 『ページビュー』を選択する
- 先ほどで設定した変数を選択する
グーグルアナリティクスの『トリガー』を設定
続いてトリガーの設定です。
①赤枠内をクリックする。
②『All Pages』を選択する。
③『保存』をクリックする。
④『公開』をクリックする。
⑤スライドしてくるので再び『公開』をクリックする。
⑥『続行』をクリックする。
⑦下記画面が出ればOK。
ステップ5:アフィリエイトリンクのトリガーを設定
ここからの2ステップは各ASPとのアフィリエイトリンクの紐づけをしていきます。
この作業が終わると『どのページ』の『どのアフィリエイトリンク』が『何回クリックされたか』が分かるようになりますよ。
まずGoogleタグマネージャーのホーム画面に戻ります。
①『トリガー』をクリック後、『新規』をクリックする。
②各ASP名を入力後、赤枠内をクリックする。
③『リンクのみ』を選択する。
④トリガーの設定。
『タグの配信を待つ』をチェックする。
※待ち時間の上限は『2000』ミリのままでOK。
続き。
1.これらすべての条件がtrueの場合にこのトリガーを有効化
Page URL
正規表現に一致
.*( ドット、アスタリスク)
2.このトリガーの発生場所
『一部のリンククリック』を選択する
Click URL
含むor正規表現に一致(後述参照)
値(後述参照)
メジャーなASPの一覧表
ASP名 | 条件 | 値 |
A8.net | 含む | a8.net |
afb | 正規表現に一致 | (affiliate-b\.com|afi-b\.com) |
もしもアフィリエイト | 含む | moshimo.com |
バリューコマース | 含む | valuecommerce.com |
アクセストレード | 含む | accesstrade.net |
インフォトップ | 含む | infotop.jp |
Amazonアソシエイト | 正規表現に一致 | (amazon\.co\.jp|amzn\.to) |
※ASPの登録がまだの方はこの機会に初心者が登録すべきASPは6社!ブログアフィリエイトで稼ごう!で登録してください。
※条件に関して
URL末尾が2つ以上あるASPは『正規表現に一致』
1つなら『含む』
正規表現とは複数の文字(列)を1つの形式で表現するための方法です。
なぜ使うのかというと文字列を検索や置換しやすくするため。
例えば
ガンダム
ザク
Zガンダム
ハイザック
ZZガンダム
ザクⅢ
νガンダム
ガンダムF91
とあった場合、ガンダム類だけを通常検索する時は1つ1つ入力する必要がありますが、下記のように正規表現を使うといっぺんに検索できます。
[ガンダム]
例が簡単すぎるのであまりピンと来ないかもしれませんが、複雑な文字列でも1形式でまとめて表せられるのでとても便利です。
とは言え私たちが使う機会はまずないので、よく分からない場合はスルーしてくださいね。とりあえずそういうものなんだな~でOKですよ。
⑤保存したら下記画面になっていればOK。
ステップ6:アフィリエイトリンクのタグを作成
最後のステップはタグを作成してグーグルアナリティクスとの紐づけです。
①『タグ』→『新規』の順でクリックする。
②『タグ名』を入力し、赤枠内『タグの設定』をクリックする。
③タグタイプを『Googleアナリティクス:ユニバーサルアナリティクス』に選択する。
続き。
- トラッキングタイプ←『イベント』を選択する。
- カテゴリ名を入力する(通常は各ASP名)
- アクション←『{{Click URL}}』を選択する(右のアイコンから選べる)
- ラベル←『{{Click Text}}:{{Page URL}}』を選択する※間の半角コロンを忘れずに
続き。前半であらかじめ作っておいたアナリティクスの変数を選択する。
④赤枠内『トリガー』をクリックする。
⑤先ほど作ったトリガーを選択する。
⑥確認後『保存』をクリックする。
⑦『公開』をクリックする。
※設定し終わったら必ず『公開』すること。ココは特に忘れやすいので注意。
重要
アナリティクスのトラッキングコードを設置している方は削除しましょう。
Googleタグマネージャーとアナリティクスで2重に計測してしまうので、正しく分析できません。
私自身が最初気づかなかったのですが
- 訪問ページ数が偶数しかない
- 直帰率が異常に低い(0%とか)
などあったら2重に計測しています。
めんどくさいですが、本記事でタグマネージャーを設定したらアナリティクスのトラッキングコードは削除してください。
Googleタグマネージャーがきちんと動作しているかの確認方法
設定したGoogleタグマネージャーが正しく動作しているかの確認方法は2つあります。
①ユーザーがクリックするまで待つ
②シークレットモードかグーグルにログインしていない状態でリンク先をクリックする
※ASPの自クリックは原則禁止なので①をおすすめします。
まずグーグルアナリティクスを開いてくださいね。
『行動』→『イベント』→『概要』の順をクリック後、下記画面で分かります。
まとめ:Googleタグマネージャーでアフィリエイトリンクを分析しよう!
本記事をまとめます。
Googleタグマネージャーはアナリティクスと連携すると、アフィリエイトリンクのクリック関連が分析できます。
- どの記事の
- どの広告から
- アフィリエイトリンクが何回クリックされたか
ちょっと長いですが、本記事を読んでいただければ間違いなく導入できますよ。
『アフィリエイトリンクのクリック』は分析の重要な要素なので必ず使いましょう。
ちなみに何度も言いますが、設定後に『公開』するのを忘れないでくださいね(私は気づかなくて反映されない理由がしばらく分かりませんでした。。。)
今回は以上です。